5-6mmの厚手の鋳鉄製の大きな鍋です。
非常に重くて無骨な感じの鉄鍋といった感じのもので、直径10〜12インチ(約30cm)のものが数多く市販されています。
この鉄鍋は普通の鍋と使い方がちょっと違います。普通の鍋は、コンロの上に乗せて使いますが、ダッチオーブンは、炭火の上に直接乗せ、蓋の上にも更に炭火を乗せて上下から加熱します。
名前の通り、一見ただの大きな鉄鍋ですが、ローストビーフ、ローストチキン、ピザ、パンなどのオーブン料理に活躍します。もちろん、普通の大鍋としても十分使えます。ダッチオーブンには、写真右の用に足付きのものと左のように足がないものがありますが、炭火の上に直接乗せて使うため、足が付いていた方がよいでしょう。
キャンプの料理では、どうしてもバーベキューやカレーといったありがちのメニューになってしまいますが、ダッチオーブンがあればメニューの幅ががぐっと広がります。長期滞在型のファミリーキャンプにはお勧めですが、私のようなお手軽キャンパーにはちょっと大げさすぎるように思えます。
ダッチオーブンにはいくつかの種類があります。ご自分の利用目的によって素材、深さ、直径と用途のタイプを選びましょう。
| 素材 | 鋳鉄(キャストアイアン) | ダッチオーブンといえば、普通は鋳鉄のものを指します。普通はこれを選びましょう
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| アルミニウム | 錆びる、シーズニングが必要という伝統的な鋳鉄ダッチオーブンの欠点を補うためにアルミニウムの鋳物で作られたものです。
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| 鉄板 | メンテナンス性、仕上がりの味などほぼ全て面で鋳鉄とアルミの中間的な性格を持ったものです。
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| サイズ | 直径 | メーカーにもよりますが、直径は6インチ〜14インチがラインナップされていますが、通常売られているものは10インチか12インチのものです。10インチは、ツーバーナーや家庭のガステーブルに2個載る大きさで煮込み用の鍋としては手頃なサイズですが、オーブン料理やグリル料理として使う場合は、小さすぎて不便なことが多いと思います。通常は12インチをお勧めします。 |
| 深さ | メーカーにもよりますが、深さは標準、ディープ、スーパーディープがあります。同じ呼び名でも直径やメーカーが違えば深さは異なります。深い方が料理の応用範囲が広く、例えば鶏の丸焼きを作る場合には同じ12インチでも標準の深さのものだと蓋が閉まらなくなる場合もありますが、上火を使う場合は食材の料に対して必要以上に深いものはきれいな焦げ目が付きません。普通は標準の深さのものが使い勝手がよいでしょう。 | |
| 用途 | キャンプオーブン(キャンプタイプ) |
蓋に縁が付いており蓋の上に炭を載せて使えるようになっています。また、本体の底に足があり、焚き火の上に直接載せたり、ダッチオーブンを2段、3段に重ねて同時に加熱できるようにもなっています。キャンプで使うなら、キャンプオーブンを買いましょう。 |
| キッチンオーブン(キッチンタイプ) | 屋内で、ガステーブルの上に乗せて使うために作られているので、蓋には縁がなく足もありませんが、蓋の裏には突起が付いています。 |
購入ガイド
キャンプ用品店やホームセンターのアウトドア用品コーナーで売られているDOは様々で、同じサイズ、同じ素材のDOであっても、メーカーによって値段が何倍も違います。でも、ダッチオーブンは「安物買いの銭失い」の典型ですから要注意です。
DOを選ぶ時には、店頭で次のポイントに注意しましょう
| 蓋に隙間はないか | DOは本体と蓋の間に隙間があって、手で押さえるとカタカタしているものは×です。せっかくの圧力鍋効果が役に立ちません。 |
| ヒビが入っていないか | 鋳鉄のDOは衝撃に弱いものです。輸送中に落としたりぶつけたりして目に見えないヒビが入っているものがありますからこれは避けて下さい。 |
素材でいえば、キャスト・アイアンとアルミ。形でいえば、足のついているものといないもの。フタの上に炭が乗せれるものと乗せられないものです。
私のお勧めは、キャスト・アイアン素材の足つきでフタの上に炭が乗せられるものです。軽いアルミに比べ蓋の重みで圧力鍋状態になりますし、足付きだと焚火の中でも安定するからです。
サイズは大は小を兼ねますので、多少重たくても1個目は12インチが良いと思います。鶏1匹が無理なく入りますし、シチュー6人前ぐらいは、余裕でつくれます。
はまると料理をつくりながらパンが焼きたくなって小さい2個目が欲しくなります。
予算に余裕があればリフターも一緒に購入しておけば、熱い重い蓋を持ち上げるのに便利です。